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【イベント実施報告】秋の裏筑波で花探し

2023/ 10/ 01
                 

当初計画では東筑波ハイキングコースを歩いた後、山頂を目指すコース設定でしたが、下見の結果、コース時間や帰りのバス乗車を考慮し、筑波山神社をスタートし裏筑波へ下山する逆回りのコースに変更しました。


参加者には、つくばエクスプレスの「つくば駅」に隣接する「つくばセンター」のバス停に集合いただきました。天候は曇りでしたが、連日の暑さも少し和らぎ、途中晴れ間もでるハイキング日和となりました。受付後、9:00発の筑波山行きのバスに乗り込み、筑波山神社入口バス停で下車、現地集合の方ともここで合流しました。始まりの会の後、班別に分かれてストレッチ、早速筑波山神社に向けて出発しました。


筑波山神社では大杉やマルバクスなどを観察しながらも、ケーブルカーの乗車時刻を気にしながら宮脇駅に急ぎました。僅か8分程の乗車で御幸ヶ原に到着、下界より涼しく、快適な気温でした。早速、自然研究路経由で男体山を目指しました。


自然研究路では、フクオウソウやガンクビソウなどの花、1m以上もあるオオナルコユリとその黒い実などを観察、参加者からは「初めて見ました」と感嘆の声も上がりました。



フクオウソウの花


途中の立身石からは南西側の大展望が開け、遠く霞ヶ浦や足元には先ほど出発した筑波山神社の大鳥居などが望めました。残念ながら、富士山やスカイツリーなどの都心の景色は雲に隠れて、はっきりとは見る事はできませんでした。

立身石の岩場で展望を楽しむ


男体山御本殿に参拝後、御幸ヶ原を経由して女体山へ向かいます。途中、タイアザミの花を訪れるアサギマダラやホシホウジャク、ツマグロヒョウモンなどを間近で観察できました。オクモミジハグマ、キバナアキギリ、ダイモンジソウなどの花を観察しながら女体山山頂へ登頂、山名標柱の前で集合写真を撮影、滑り易い岩場に気をつけながら、東側の展望を楽しみました。その後ロープウェイ女体山駅隣接のスカイデッキまで少し下り、昼食としました。班によっては、昼食後に女体山登頂となりました。

フクオウソウやオオナルコユリなどを観察


午後は、裏筑波の筑波高原キャンプ場へ下山します。筑波山に何度も訪れたことのある方でも、裏筑波は初めてとの方が多くおられ、楽しみにされていました。下山路は比較的緩やかですが、結構な距離があり、下山するとともに気温も上がって来ます。蒸し暑い中でしたが、ユキザサの赤白の実やカシワバハクマやヤマジノホトトギスの花などを観察することが出来ました。

ユキザサの実を観察


筑波高原キャンプ場でツクバトリカブトやツリフネソウを観察、いよいよ東筑波ハイキングコースへ向かいます。最初の林道沿いにはシュウブンソウ、コメナモミ、ヒメジソなど多くの草花が繁茂し、その中から目的の花を探します。注意深く見ていくと、何とかまだ花をつけていたミヤマウズラを発見、多くの花は終わりかけでしたが、クリオネの様に白い花弁を広げた姿も観察出来ました。その後直ぐにアケボノソウも発見、同じ株のなかに蕾もあり、ちょうど咲きはじめでした。独特の花弁の模様に、初めて見た方から感嘆の声があがりました。

開花したばかりのアケボソウの花


「東筑波ハイキングコース」は途中、林道を離れて檜と杉の人工林の中を進む登山道となります。この頃、雨がぱらつく様な天気となり、森の中はヘッドランプが欲しい程の暗さとなりました。ルートも一部分かり難い所もあり、慎重に進みます。再び林道に出ると広葉樹の森となり、一気に明るくなり、一息付きました。後は林道を少し進んで「つつじヶ丘」に到着、参加者の声をお聞きして解散、筑波山シャトルバスに乗り込んで帰路につきました。


参加者からは、「個人ではなかなか行きにくいコースで、見つけるのも難しい植物も多い中で花探しをするのが楽しかった」、「アケボノソウやミヤマウズラなど初めて見られて良かった」、「今回のコースは春も訪れてみたい」など感想をいただきました。


中澤 均

 

今回ご参加の西山様、高木様からも写真をいただきました。その一部を掲載させていただきます。

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男体山からの眺望(西山様)


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アケボノソウ(西山様)

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ユキザサの実(高木様)

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フクオウソウ(高木様)

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ミヤマウズラ(高木様)


 
                         
                                  

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