こんにちわ! 岡本です。
9月29日に裏筑波に、秋の花を探しに行って来ましたので報告します。
筑波山は身近な百名山。男体山・女体山の二つのピークを持った双耳鋒で、関東平野の北に位置することから、山頂からの景色が素晴らしい山です。
ロープウエイやケーブルカーで簡単に登ることができますので、登ったことのある方も多いのではないでしょうか?
一般の方はロープウエイやケーブルカーがある筑波山の南面から登ります。こちらを表筑波とすると、今回歩いた場所は裏筑波ということになります。
実は春の裏筑波は素晴らしいです。タイミングが合えば、カタクリやキクザキイチゲ、スミレが山一面に咲き、まるで日本海側の花の名所にいるように感じます。
そして今回は秋の裏筑波もいいよということを聞いて、秋には初めて行ってみました。
コースはつつじヶ丘から東筑波ハイキングコースを行き、途中で筑波高原キャンプ場の方向に分かれて、女体山頂に登り、男体山方向に進んで自然研究路をひと回りして御幸ケ原コースを筑波神社に降りました。
スタートはバスの終点であるつつじヶ丘です。8時発のバスに乗り込むと、平日にもかかわらず、立って乗車している方もいるような状態でした。
ほとんどの乗客は手前の筑波神社前で下車しますが、裏筑波に行くためには終点まで行きます。つつじヶ丘の広い駐車場のトイレ横から東筑波ハイキングコースが始まります。
筑波山の南面から北面に、ほぼ水平にトラバースするようにハイキングコースが続いています。途中で沢を何度か渡りながら、林の中・草原・沢沿いと環境が変わるので、いろいろな植物が花を咲かせています。
沢沿いで見られたミゾソバ、ツリフネソウ、ユウガギク。
明るく開けた場所ではススキやノコンギクなど。
林内ではキバナアキギリ、アキノタムラソウそしてお待ちかねアケボノソウの登場です。
キャンプ場の周辺ではコシオガマがひっそり。
カシワバハグマ、オクモミジハグマも咲いています。
もちろんキノコも欠かせません。
山頂近くではツルニンジン(ジイソブ)
そしてダイモンジソウ
最後は筑波神社に安全登山のお礼をして帰りました。
お花は多すぎてとても全て紹介できませんが、秋の花をたっぷり鑑賞できました。来年の秋の観察会で実施できるように、倶楽部内で提案を進めたいと思っています。実施の運びになりましたら、是非ご参加ください。いいところですよ。
岡本俊彦
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