【イベント実施報告】三ツ峠ハイキング~サンショウバラとお花畑

記録的に早い6月末の梅雨明けで、酷暑が続いているなか都会を離れ、山梨県富士河口湖町、都留市、西桂町の境界にある三ツ峠を歩きました。今回は18名の方々が参加され、河口湖駅からバスに乗車し、三ツ峠登山口バス停(標高1,260m)で降車。開会式を行った後、4班に分かれて出発しました。

バス停付近では、花から果実への移行期のオオバアサガラ・サワフタギ、満開を迎えたウツギ、フジイバラの白い花が目に入ってきます。出発時は快晴、標高が高いとはいえ日なたは暑く、登山道に入ると樹木の日かげと爽やかな風に癒されます。ウリハダカエデ、ヤマハンノキ、ヒトツバカエデ、モミなどの樹林の下を歩き、ニシキウツギの花、サワシバの実などを観察します。


オオバアサガラの観察


ウツギの観察


ウツギ

標高が上がってくると小さな実をつけたマメザクラ(フジザクラ)が見られるようになります。
道端にクモキリソウ、その先にクワガタソウやシロカネソウ、ミヤマカラマツ、シロバナノヘビイチゴ、ウマノアシガタが小さな花をつけています。クワガタソウは、花とその名の由来となった実もつけていました。


クモキリソウの観察


クモキリソウ


ミヤマカラマツ


ウマノアシガタ

山頂付近の草原では、クサタチバナ、シロカネソウ、アヤメやサンショウバラ、サラサドウダン、シモツケの花が咲いています。


クサタチバナ


サンショウバラの観察


サンショウバラ


シモツケ

山頂手前の急な階段を上って開運山山頂(1,785m)へ、途中ベニバナサラサドウダンを見つけ、その姿に励まされ山頂に到着しました。この日は昼過ぎから曇りはじめ、暑さを避けて登山できましたが、富士山をはじめ周辺の山々は雲に隠れ眺望は臨めませんでした。帰りは登山道を下り、三ツ峠登山口駐車場へ戻りました。同じ道ですが下りで違う方向から見るので、行きには気づかなかった新しい発見や見逃した植物も観察することができました。

参加者の皆さんのご協力により熱中症などの体調不良や事故もなく、無事に登山口駐車場に到着しました。ここから予約したタクシーで、河口湖駅に向いここで解散しました。

参加者からは、「ミヤマカラマツの花が涼しげでよかった。」「シロカネソウが印象に残った。」「クワガタソウは花も可愛いし、実も面白い形で名前の由来も納得した。」「ウマノアシガタの黄色い花の独特の光沢が印象的だった。」「適度なアップダウンのコースだった。開運山の登りの時に曇っていてちょうどよかった。」「クサタチバナの群落が見事だった。」「展望地から見えた白いマタタビの葉が印象に残った。」「久しぶりに高い山を歩いた。高尾山とかにはない植物をいろいろ見られてよかった。」など好評をいただきました。

吉原秀敏

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