【スタッフの投稿】初夏の玉原湿原

群馬県沼田市にある玉原湿原に、公共交通を利用して行ってきました。「小尾瀬」とも呼ばれる豊かな植生を楽しんできましたので、紹介させていただきます。

2022年6月19日(日)に行ってきました。天候は晴時々曇り。
JR上越線 沼田駅から9:20発たんばら行き(関越交通の路線バス)に乗り、10:25終点下車。バスは土日のみ、一日に3本でます。
バス停から歩き出すと沢山の草木が出迎えてくれます。

日本海要素のタニウツギが咲き始めていました。

花弁が5枚のツリバナの花。

少し歩くと花弁が4枚のヒロハツリバナもありましたが、こちらは花が終わりかけでした。

ヤマハゼは間もなく花が咲きそう。

オオバクロモジは花が終わって小さな実ができていました。

蕚片が目立つツルアジサイ。花が咲くのはもう少し後のようです。

サンショウクイが木々の間を鳴きながら飛びまわっています。斜面の藪に飛び込むときに、姿を見られた人もいたようです。

川沿いに咲くクリンソウ。色鮮やかに咲いていました。

道路わきに咲くノビネチドリ。踏みつけないように気を付けないと。

サトヤマキマダラヒカゲ。給水中?

湿原入口に入ります。

ハクサンタイゲキが花盛りです。

サワフタギの蕾も、間もなく開くでしょう。

紅い花が目立つガクウラジロヨウラク。

ヒオウギアヤメが沢山咲いていました。ハクサンタイゲキとのハーモニーがきれいです。

草の間に小さくひっそりと咲くツマトリソウ。

ワタスゲの見える湿原風景です。

標高は1200mくらいということで、東京よりやや涼しく、過ごしやすい気温でした。
帰りは「たんばら」13:55発、沼田駅行のバスに乗車しました。

                                          山本明子

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