【下見報告】秋の陣馬山 ほのぼの花ハイク

本番予定日:2021年9月26日(日)
下見実施日:2021年9月20日(月)
開催場所  :陣馬山

新型コロナの緊急事態延長により、残念ながら、「秋の陣馬山 ほのぼの花ハイク」は中止になってしまいました。スタッフ7名で行ってきました下見の様子をお届けしますので、せめてレポートと写真でお楽しみくださいませ。

動画もアップしました。YouTubeでご覧いただけます。
こちらからどうぞ。

天気は快晴。JR藤野駅からバスで15分、終点の和田で下車しました。乾いた爽やかな風が吹いています。
バス停から登山口までは、車道を歩きますが、沢井川沿いに広がる里山がホッとした気分にさせてくれます。

登山口の石標の前にハンショウヅルが咲いていて、スタッフから小さな歓声があがりました。季節的に大半は種でしたが、元気な花も2~3輪。たしかに半鐘のようですネ。
(ハンショウヅル)

ここから林に入るまでの間は、ツリフネソウ、ゲンノショウコ、ママコノシリヌグイ、ツルボやヤマハッカ、アキノタムラソウ、ヤブマメなど、湿性の植物や陽当たりを好む植物が多く見られました。

(ツリフネソウ)

林に入ってからは、秋を知らせるシラヤマギクが咲き誇り、コウヤボウキやカシワバハグマがちらほら。高度か上がるにつれ、オクモミジハグマが多く見られました。
登山口から1時間程歩き、「下部の和田分岐(一之尾尾根との合流点)」のベンチで一休み。目の前の大きな木はコナラかと思ったら、亜寒帯の代表木ミズナラでした。標高620m、かなり冷える場所なんですね。

この後は、秋の爽やかな風に吹かれ、木々の木洩れ日に揺られながら、なだらかな登り坂を歩きます。シモバシラやキバナアキギリ、イヌショウマがちょうど見頃を迎えていました。

(シモバシラ)

(キバナアキギリ)

(イヌショウマ)

植物の豊富な本山でも数が少ない、アキノギンリョウソウやツルリンドウ、オケラ、シュロソウ、クサボタンなど、小さな秋を一つ一つ見つけながら、みなでのんびりと歩きました。

(アキノギンリョウソウ)

(ツルリンドウ)

(オケラ)

(シュロソウ)

(クサボタン)

お昼近くになり、ちょうどお腹が鳴る頃、急傾斜の階段道がハイカーの前に立ちはだかります。このきつい坂を15分ほどで凌ぐと、山頂に到着~。来た道を振り返ると南西方面に富士山がしっかりと見えました。初冠雪のニュースがありましたが、まだ雪は積もっていません。

のびやかに広がり、山々を見渡す草原は、ユウガギクやアザミ、アキノキリンソウ、ヤクシソウなどが咲き誇り、アゲハチョウやツマグロヒョウモンが舞う本当に気持ちのよい場所です。

(陣馬山山頂 857m)

昼食は、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、信玄茶屋でとりました。味噌汁300円を注文すれば、おにぎり等持ち込み可です。茶屋の主人の自慢は自家製の味噌。いい味出してるね~。デザートに柚子シャーベットもお薦めです。

昼食後、スズサイコの実を探して歩きましたが、残念ながら発見できませんでした。信玄茶屋のご主人が、「来年は見つけて囲っておくよ」と言ってくれました。
(山頂から北西方面。手前が信玄茶屋)

下山は、明王峠側に少し下った後、新ハイキングコースへ。
ここで、バアソブを発見! いいもの見つけた~

(バアソブ)

珍しいといえば、フシグロセンノウやオオガンクビソウ、レイジンソウもありました。サラシナショウマはまだ蕾でしたね。

(フシグロセンノウ)

(レイジンソウ)

新ハイキングコースは、坂がけっこうきついので、すべらないよう注意して下りましょう。
頂上でゆっくりし過ぎたのと、自然観察にかなり時間を使ったため、予定していた15時25分のバスに乗り遅れ、1時間待つハメに。その分、ミヤマタニソバやイヌトウバナ、アマチャヅルの実やミツバフウロ、ツリバナの実、ホトトギスなど、たくさんの花(実)を見ることができました。

(ミツバフウロ)

陣馬高原下バス停からは、ほぼ毎回、神奈中の便が2台出ているようで全員座れます。高尾駅までの30分間はぐっすり眠って帰路につきました。

来年こそは、花に囲まれた秋の陣馬山へ、皆様とご一緒したいです。

報告:中村 賢史

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