【下見報告】三ツ峠ハイキング

本番予定日:2021年7月25日(日)
下見実施日:2021年7月8日(木)
開催場所 :三ツ峠

本当に残念ですが、コロナ禍の影響で今回のイベントも実施できなくなってしまいました。
下見の様子をお届けしたしますので、せめて写真でお楽しみください。

河口湖駅から出発すると、車内から見上げる御坂山塊は雲の中でした。三ツ峠登山口から少し行くと、登山道わきに生き物を発見!2匹のアナグマでした。私たちのすぐそばなのに、ずーっと仲良くじゃれあっています。兄弟のようです。まだまだ小さくて、幼さの残るつぶらな瞳を時々こちらに向けてきます。アナグマは視力が弱いといわれていますが、私たちへの警戒心もなく、とてもかわいらしい姿でした。

オオルリが霧にかすむ細い枝先に陣取り、透き通る声で囀る姿が見られました。かなり遠かったので、この程度の写真でご容赦ください(^.^;)

登山道ではクガビルやヤマアカガエルなど、しっとりした天気ならではの出会いもありました。雨脚も強くなり、黙々とうつむき加減に歩いていると、「私はここにいるよ」と頭上から樹が知らせているように、サルナシ、オオバアサガラ、バイカウツギ(写真)の落花、花弁が道に広く落ちていました。

山頂が近づくと、はっとするような大きい花を咲かせていている樹がありました。サンショウバラの花でした。丹沢から箱根、御坂など富士山周辺特産のバラです。標高が上るにつれ1本、また1本と登山道から見えました。

山頂近くにクサタチバナやバイケイソウが咲いていました。

草原でアヤメ(写真)が見頃でした。ネバリノギラン、シモツケ、ヤマオダマキ、ミズチドリ、ミヤマカラマツも雨粒を湛えてみずみずしい姿です。

開運山頂へと続く長い階段の先では、イワキンバイが石の間から何株も花を咲かせていました。

来年こそはサンショウバラの見ごろに森の自然倶楽部のハイキングが実現できたらと、運よ開けと願いを込めて山頂を後にしました。

高橋まり子

コメント

  1. 長谷川 暁 より:

    ありがとうございました。今回はざんねんでした。皆様努力が報われるよう終息すればと思います。
    三つ峠、初めて一人で行ってみようと思っていたところ、今回の計画をしりすぐ応募ひました、
    下見を参考に、チャレンジしようと思っております。

    • 長谷川様、コメントありがとうございます。
      ご一緒したいところですが、ぜひ行ってみてください。
      自動車がないとちょっと不便です。
      三ツ峠山も例に漏れず鹿害が大きくなってきています。
      たくさんの植物が残ってくれることを期待しております。