【スタッフの投稿】春の筑波山

2023年4月13日  快晴

筑波山の男体山(871m)頂上をぐるりと取り巻く自然研究路で、春の花を見てきました。年々花が少なくなっているとのことですが、他ではあまり見られない珍しい花もありました。

ケーブルカーに乗る手前にある筑波山神社の横には大きなクスノキがあります。このクスノキが昭和15年に牧野博士によって変種とされたマルバクスです。


筑波山神社


マルバクスとその葉

スミレもいろいろ咲いていました。

タチツボスミレ


フモトスミレ


エイザンスミレ


大きく広がって咲くハルトラノオ


ウグイスカグラに似ているが、枝、葉、花に毛があるヤマウグイスカグラ


ミツバツツジは花が先に出る。


トウゴクミツバツツジは花と葉が一緒に出る。


ひっそりと咲くフデリンドウ


他ではなかなかお目にかかれないヒナワチガイソウ


ツルキンバイ


ツクバキンモンソウ


ヤマトグサ

山頂から眺めると、折からの黄砂に関東平野が霞んで見えました。
他にも沢山の植物に出会い、芽生えたばかりのものや、これから花をつけるものも見られました。季節を変えてくれば、また新たな出会いがありそうです。

山本明子

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